しばきじっこ

柴犬と猫と4才3才息子の育児漫画ブログ

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【PR】日本製 月経カップ『ローズカップ』使用レポ漫画

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こんにちは、月経カップ使用歴2年のnanpoo(なんぷー)と申します。

この度は唯一の日本製月経カップ、ローズカップ(ROSE CUP)様よりモニターのお話を頂きまして、実際使用してみた感想を交えて漫画にしてみました。

結論から先に言ってしまうと、すごくよかった…!

  • 月経カップ(生理カップ)ってどうなの?
  • ぶっちゃけ他社メーカーとローズカップ比べるとどうなの?

あたりも、私なりにご説明させて頂きます。

生理用ナプキンから乗り換えてみようかな?という方への一助になれば幸いです。

【ご注意】

生理用品のお話になりますので、どうしても生理や血の表現が少しあります。

男性の方も興味を持って読んでいただけたら嬉しく思います。

ローズカップ使ってみたレポ漫画 

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月経カップとは

やわらかいシリコンでできた小さなコップ状のものを体内(膣内)に入れ、経血を受け止めるタイプの生理用品です。

生理カップとも言いますね。

メリット

  • 1つ購入すれば、洗浄、消毒して繰り返し何年も使える。
  • 生理用・紙ナプキンのようにゴミが出ない。
  • 生理中にお風呂、プール等に入れる。経血がモレない。

生理中でも、温泉やプールに入れるのが私的に一番嬉しいポイントです。

とくに我が家は保育園児2名を追いかけながら怒涛のお風呂タイムを過ごしているので、お風呂中や風呂上がりにモレる心配がなくなったことでストレスが激減しました。

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デメリット

  • やや高価。(5,000~6,000円前後)
  • 取り出す際に必ず手が汚れる。(血が付く)
  • 洗浄、煮沸消毒がやや面倒。
  • 爪が長いと扱いづらい。

紙ナプキンが1パック300~400円程度と考えると、月経カップ1個5,000円以上はやや高価に感じられますが、紙ナプキンのように使い捨てではなく、何度も繰り返し使えるため、1、2年使えば元は取れる計算です。

 

経血量の多い日は月経カップ使用時も紙ナプキンを併用するのですが、私の場合、一度の生理で使用するのは紙ナプキン3~4枚程度。そのうち夜用ナプキンは使っても1枚程度。(※個人差あり。)

紙ナプキンだけ使用していたころは15~20枚程度(夜用含む)使用していたため、本当に紙ナプキンを購入する回数が激減しました。年に1回ぐらいしか紙ナプキンを補充せずに済みます。

 

取り出す際に手が汚れることや、洗浄、煮沸消毒については後述しますが、慣れればそんなに面倒に思わないぐらい。

ただ、ネイルアート等をしていて爪が長い方は月経カップの使用自体が難しいかもしれません。(爪でカップ本体や膣内を傷つけてしまう可能性があるため。) 

ローズカップのここがすごい!

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ローズカップは唯一の日本製 月経カップです。(※2019年10月現在)

日本人女性に向けた工夫がたくさんあります!

サイズがちょうどいい

今回モニターさせていただいて一番感じたのが、サイズ感のちょうどよさ。

海外製の各種メーカーの月経カップはサイズ(容量)が大きめ。(もしくは複数サイズ展開で大小選べる。)

日本製のローズカップは容量が少なめ、ワンサイズのみ。

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並べてみるとこれぐらいサイズ感が違います。(右がローズカップ。)

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直径の大きさもこれぐらい違います。

直径4.5cm(左)、直径4cm(右・ローズカップ)。

 

「月経量が多かったらすぐに溢れてしまうんじゃない?」と懸念していたのですが、そもそも経血量の多い日は他社製のサイズの大きいものでも2~3時間であふれてしまうので、どれを使っても大差はない。というのが、実際使ってみた私の感想でした。

むしろ生理期間後半の経血量が少ない日は、小さいサイズの方が扱いやすいです。

 

小さめサイズであるローズカップを使用してみて、

「えっホントに入ってないみたい!」と驚きました。

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他社製はひとまわり大きいサイズで、痛くはないんだけど『なんか入ってる』みたいな違和感が確かにあったのです。

そして挿入したままの状態でトイレ(大・小)も普通にできるのでいちいち取り出さなくてもOK!

 

日本人女性でも体格の大きい、小さいはもちろん個人差があり、一概には言えないと思うのですが、身長153cmで小柄な私はローズカップの小さめサイズがまさにジャストサイズでした。

説明がわかりやすい

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日本製ですので、パッケージや取扱説明書も日本語でわかりやすいです。

そして説明書がカラー印刷で図解もわかりやすいし、すごく丁寧。細かな説明文があり、見やすいデザインで安心感があります。

月経カップ初めてユーザーにとても優しいと感じました。

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(注意事項や取り扱い方法についてはローズカップ公式サイトでもほぼ同内容を確認することができます。)

日本のトイレ事情を熟知した付属品

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標準付属品に、プラスチック製ケース、ビニール手袋があります。

この2点、すごく日本のトイレ事情を熟知してる…!

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丸みを帯びた四角い形のプラスチック製ケースですが、ぱかっと開いた状態で置くことができます。

外出先のトイレなどで月経カップを取り出した際の『ちょい置き』に使えるのです。

片手で汚れた月経カップを持ちながらトイレットペーパーを巻く、切る、なんて作業は実際やってみると意外に難しく、『ちょっと一瞬でいいから月経カップ置きたい!』気持ちになるのです…。(私だけかもしれないですが。)

このケースなら『ちょい置き』にも使えるし、汚れてしまってもプラスチック製なので簡単に水洗いできます。

ケース底面に空気穴も開いているので、保管時の通気性もあります。

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そしてビニール手袋。(標準付属5枚入り)

装着、取り出し時は基本的に素手で行うため、必ず手が経血で汚れてしまうのですが、それを防ぐことができます。

自宅で装着する分には手が汚れてもすぐに洗えるのですが、外出先のトイレ等、個室内に手洗い場のないことがほとんどの日本のトイレでは、ビニール手袋があると大いに便利だと感じました。

これが標準付属なあたり、心配りがすごい!と感動。

体内で開きやすい

月経カップの挿入時は折り曲げて体内に挿入し、元のカップ型に戻るように指でくるくるカップを回すのですが、ローズカップはダントツの開きやすさ。

すぐ開く!むしろ開かなかったことがない!

 

開くのが当たり前といえば当たり前なのですが、私が以前使っていた海外製のものは折り曲げた状態からなかなか上手に開かないことが多く、その点で少し苦労していました。

挿入後なかなか中で開かず、指でぐりぐり位置を調整してみても開かなくて、結局一度出して最初からやり直したりしたことも。

(ちなみに完全に開かないと経血を受け止める役割を果たせないので、経血がモレてしまいます。)

 

ローズカップは『内羽』というカップ上部に返しがついたような形状をしているのですが、それが程よいバネの役割も果たしていて、体内で上手に開きやすいのかもしれないと感じました。

月経カップの使い方

ここからはまだ月経カップを使ったことがない方向けに、月経カップの使い方を簡単にご説明します。

まずは煮沸消毒

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新品の月経カップが届いたら、まずは自宅で煮沸消毒します。

お湯が沸騰した小ナベに5分ぐらい浸しておきます。

煮沸消毒後、乾燥し終わった月経カップはケースに戻し、生理がくる日を待ちます。

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煮沸消毒時、カップ本体が鍋底に直接触れない方が良いため、わたしはお料理用の『みそこし』を使っていたりします。煮沸が終わったらそのままザバーっと上げればいいので楽。

鍋などでの煮沸に抵抗のある方は、電子レンジなどでも消毒できます。

石鹸で洗う

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いざ生理が始まったら、煮沸消毒済みの月経カップをケースから取り出し、石鹸の泡をつけて水かぬるま湯でよく洗います。

 

なるべく無香料の石鹸が推奨されていますが、我が家は普段家で使っている泡ハンドソープで洗っています。(香料つきで、ドラッグストアで気軽に買えるようなメーカーのもの。)

要は月経カップがシリコン製のため、石鹸の香料(におい)が移りやすいのです。そのあたりを気にされる方はぜひ無香料の石鹸で…。

石鹸をつけたあとは石鹸の成分が残らないよう、入念に洗い流してから使用してください。

装着する

先ほど石鹸で水洗いした月経カップを装着します。

カップ本体が水で濡れたままで大丈夫。(むしろ濡れている方が滑りがいいので入りやすいです。)

お湯で洗えば寒い時期もヒヤッとならないのでおすすめ。

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挿入前に月経カップの口の方をギュッと握って折り曲げます。(シリコン製なのでしなやかに曲がります。)

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折り曲げ方は取扱説明書やローズカップ公式サイトにも書いてあります。挿入時に先端が鋭角(ななめ)になっていると入りやすいです。

折り曲げたまま挿入後、体内でポン!と開いた感覚があるはずです。(ポン!の感覚がよくわからなくても、挿入後、指先でくるくる回せるようでしたらちゃんと開いています。)

折り曲げた状態から元の形に戻り、これで経血を受け止める準備ができました。

 

なお、ステム(月経カップ下部にあるしっぽみたいなもの)まで完全に見えなくなるぐらい挿入するのがベスト。むしろステムが体外に出てるとちょっと痛い。もうちょっと奥まで押し込むぐらいがいいです。

ステムまで全部すっぽり体内に入っていれば全然痛くないです。ほぼ無感覚。

 

ちなみに私は月経カップ使用時、パンティーライナーを併用しています。

ほぼ汚れないんだけど、つけておくと少し安心。

経血量が多い日は生理用ナプキンをつけておくと更に安心です。

中身を捨てる、洗う

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経血量にもよりますが、多い日は大体2~3時間でカップ容量がいっぱいになります。

生理終わりかけなど、経血量の少ない日は12時間装着しっぱなしでもOK!

 

経血がカップ容量がいっぱいになると、月経カップに空いている小さな空気穴からポコポコ…と、空気が漏れるような感覚が伝わってきます。

トイレ、お風呂場(月経カップ初心者はこっちがおすすめ)などで月経カップを引き抜き、カップにたまった経血を捨ててください。

そのあと洗面台等で石鹸をつけてよく水洗い。また装着してください。生理期間中はその繰り返しです。

 

外出先ではどうするの?という問題についてですが、

  • トイレに水の入ったペットボトルを持参する。
  • ウェットティッシュを持参する。
  • ビニール手袋を持参する。
  • 何もなければ、トイレットペーパーで軽く拭く。

…などの方法があります。

推奨はされていませんが、中身だけ捨ててすぐ挿入し直すというのも手です。(私もたまにやります…。)

くれぐれもトイレに落とさないようにお気をつけて。

最後に煮沸消毒

約1週間の生理期間が終了し、役目を終えた月経カップは、石鹸で水洗い→煮沸消毒→乾燥してからケースに保管します。

約一ヶ月後、また逢う日まで。お疲れさまでした。

まとめ

ローズカップすごい良かったです!

モニターで試させていただいてから、もうローズカップしか使ってないぐらいお気に入りです。

私には『程よく小さい』ローズカップがすごく合っていました。

そして月経カップを始めてから紙ナプキンのみの生活に戻れる気がしません。

とても便利。

 

月経カップも今現在はネット通販で細々買えるぐらいのもので、認知度はまだまだ低いと思うのですが、ゆくゆくは紙ナプキン、タンポンと並んで、近所のドラッグストアなどで気軽に購入できる時代が来ればいいなと願ってやみません。

決して月経カップだけをゴリ押ししたいわけではなく、「生理用品にはこんなものもあるんだよ。」「こんな方法もあるんだよ。」という方法のひとつとして紹介したいのです。(とくに向き不向きの個人差が強い商品でもあると思いますので。)

生理用品の選択肢が増えるって素敵なことだと思うのです。

 

…実は寄稿記事ではないPR記事を書くのは今回が初めてでした。少しでも魅力が伝えられていれば良いのですが。

月経カップについて気になることがありましたら、私でよければお気軽にご質問ください。

 

ローズカップは月経カップ初心者にもオススメな使いやすい月経カップです。

よろしければぜひお試しください!