しばきじっこ

柴犬と猫と4才3才息子の育児漫画ブログ

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ウォーターガイドの作り方【子供の手洗い補助】

洗面台での子供の手洗いをもっとやりやすくしたい!

こんにちは、nanpooです。

今回は手洗い補助に『ウォーターガイド』を手作りしてみた話です。

お家にありそうな物を使って、ほぼ材料費0円で作れます!

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ウォーターガイドとは

ある日ネットで発見して「おっいいな」と思ったこの商品。

洗面台などの蛇口に取り付けて、水が出てくる位置を少しだけ延長し、まだ体の小さい子供の手洗いがしやすくなる!というものです。

 

…が、値段がちょっと高い。

手が届かないお値段ではないんだけれど、簡単な構造の割に約1000円はちょっと悩ましいと思ってしまった。

中には500円程度のものもあったものの、送料別だったり、2個セットだったりして、やっぱり悩ましく感じる。

100均になかった

こんなカタチのものだったら100円均一にあるんじゃないかな?と、ダイソーセリア系列のお店で探してみたけど、やっぱりない。

子育て系グッズの大半が揃う西松屋も探してみたけど、やはり見当たらない。

 

(2019年4月27日追記)

100均一セリアで発売されていました!

www.nanpooblog.com

 

 

100均でそれっぽい素材を買って、組み合わせて作ろうかとも考えたのですが、100円出さずとも、いつも家にありそうな、いつも捨ててるモノで作れるじゃないか!と思い立ち、材料費0円で簡単に作ってみたのが今回のものです。

手作りウォーターガイド

材料と道具

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  • ヨーグルトなどの空きカップ(1個)
  • ハサミ
  • カッターナイフ

水を流して使うものなのでカップはプラスチック製が好ましい。
(短期間の使用と割り切ったら紙コップでもOK。)

透明か、無地のものだとちょっとオシャレ。

ヨーグルト、ゼリー、プリンの空き容器などなんでもいいです。ヨーグルト容器が厚すぎず、程よい薄さで加工しやすいのでおすすめ。

私は『コープかごしま』のヨーグルトカップで作りました。(元々白の無地なので工作に便利!)

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手前はゼリーの空き容器。

作り方

カップの底にカッターで切れ込みを入れる。

まずは「一」の字に、まっすぐ。

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プラスチックのカップは結構硬く、カッターで切る際もそこそこ力がいるので指など切らないよう十分ご注意ください。

もう一本切れ込みを入れて「十」の字に。

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更に切り込みを入れて、八当分に。(青い点線を切る)

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切り込み入れ終わり。

次に底の中心部をハサミで切り取っていきます。

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切った破片が三角になる感じで。

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どんどん切っていきます。

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全部切るとこんな感じの穴があきます。

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穴の大きさは小さめを心がけて。

蛇口にギリギリ通るぐらいの大きさの穴があくのがベスト。切り込みがあるので穴が多少小さめでも入るかと思います。

一度に大きな穴をあけず、少しずつ切って調整してみてください。

 

できたら蛇口に取り付けてみて確認。

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ちょっと穴が小さかったのでもう少し切りました。

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今度は取り付けられました。

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開けた穴が大きすぎるとスカスカでカップが固定できないので、少し小さめで、切れ込み部分が蛇口側面に噛みつくぐらいがいいです。

蛇口を正面から見たところ。

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ちゃんと入るか確認できたら、カップの上半分ぐらいをハサミで切ります。(青い点線が目安)

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別に切らなくても使えるけど、水が出てくるところがちゃんと見えるとテンションが上がるので、なんかいい感じに切ってみてください。

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ちょきちょき。

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とりあえずざっくり切り。

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子供の手が触れる可能性があるので、怪我をしないように、なるべく丸っこく!を意識して、更に切っていきます。

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できあがり。

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横から見たところ。

 

蛇口に取り付けて、水を流してみて、良い感じに水が流れれば完成です。

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作業時間はおよそ15分でした。

実際の使用感

我が家の洗面台は割と古いタイプ。

蛇口のリーチが短く、可動式(伸縮式)の蛇口ではありません。

2歳児が踏み台を使っても、手を洗う時に手が届きにくくて少し困っていました。

 

というわけで先ほど作ったウォーターガイドを取りつけて、

ビフォー(ウォーターガイドなし)

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アフター(ウォーターガイドあり)

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水の落ちる位置が確実に伸びました! 

ウォーターガイドを取り付けたことにより水の出る位置がだいぶ手前になり、手が洗いやすくなりました。

大人の私も手や顔が洗いやすくなって大助かり。

 

また、手を洗う際に洗面台の奥の方の壁(排水の横穴があるところ)によく手があたっていたのが衛生面的に気になっていたので、これなら手も当たらなくて嬉しい。

 

水は弱めに出すと細く、

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やや強めに出すと平べったく出てきます。

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この平べったく出る水が石鹸の泡などを流しやすくてとてもいいです。

お手入れ・交換

毎日水を流して使うウォーターガイドですが、たまにはお手入れしないと、カビ、水垢等が発生する可能性もあります。

我が家では気付いたときにキッチン泡ハイターで漂白、消毒したりしていますが、ある程度汚れてきたと思ったら、まるごと交換するのがおすすめです。

ウォーターガイドを手作りする際に2個以上作っておいて、片方を洗浄している間に、もう片方が使えるようにしておくと便利かもしれません。

なるべく清潔に!を心掛けてくださいね。

まとめ

思いつきでやってみた『手作りウォーターガイド』でしたが、とても便利で私自身も気に入っています。

もう使い始めて1年以上経ち、何度か作りなおして交換して、まだまだ現役です。

 

お客さんがくるときなど、外したいときはすぐにスポッと外せます。

実家に滞在するちょっとの間だけ使いたい!というときにも便利かも。

簡単なのでよろしければぜひ作ってみて下さい。