新年早々やらかしてしまった…。
先に申し上げておきますと、なくしかけた話なのでiPhoneは見つかっております。
本屋へ行く
1月上旬の三連休、車で本屋へ行きました。
買う予定だったのはマンガ一冊だったため、夫に子守をまかせて私だけささっと本屋へ買い出しへ向かいました。
(後部座席に座っている息子2人のチャイルドシート付け外しが面倒だったので。)
買うマンガのことを考えフラフラと売り場へ向かいます。
(※某猫まんが)
途中、冬休み中の学生さんと思しき女性二人がコミックコーナーでたむろしていました。
避けたつもりが、軽く体が当たってしまい会釈して謝りました。
何事もなくマンガ一冊をレジでお会計。
用も済んだのでさっさと車へ戻ります。
助手席に戻り、ふと自分のiPhoneが手元にないことにここで気付きます。
iPhoneがない?
しかしなくしたのは携帯電話であるiPhoneです。
車に乗った際、どこかに無意識に置いてしまったのかと考え、夫のスマホから電話をかけて鳴らせばすぐに場所がわかるはずと思いました。
…が、車の中でiPhoneの着信音やバイブ音は聞こえてきません。
そして電話を一度切り、再度かけ直してみたところ…
あれ…かからなくなってる…。
(かけ直す前まではちゃんと呼び出し中のプルルル…という音がしていました。)
充電は50%以上残っていたはずだし、同じauの夫スマホの電波はバリバリあるのでこれはおかしい。
何か変だ、と思った矢先、夫が予想しうる最悪の事態を口にしました。
『コレ、盗まれてない?』
盗難?
私のiPhoneが盗難…!?
夫『盗んだ人がこっちの着信に気付いて、逆探知できないように電源切ったんじゃない?』
考えたくはなかったけど、あり得ない話ではありません。
携帯をなくしたとわかると、iPhoneに入っていた大事なものが走馬灯のように頭の中を駆け巡っていきます。
あぁ…バックアップ取ってない…!!
でも幸いパスコードと指紋認証はオンにしていたので盗まれてもすぐには悪用できないはず…。
本屋へ戻る
すぐに本屋へ戻ってさっき自分が歩いた売り場周辺をくまなく探しましたがiPhoneはありません。
レジでお姉さんにスマホの忘れ物がないか聞いても届いてないとのことでした。
その間も夫は私のiPhoneへ電話をかけ続けてくれていました。
もしまた電源が入ったときに電話がかかるように、とのことです。
しかし電話はかからないままでした。
車の中も再度探しましたが見つからず、夫に『お店の防犯ビデオとか見せてもらえないかな?』という提案を受け、本屋の店員さんに再度話しに行くことに。
防犯ビデオは一個人に見せられるものではないので、警察への連絡をすすめられ、お店の電話から警察に電話して頂きました。
なくした状況、盗難の可能性があることを電話口で警察の方に説明しました。
一通り説明したあと、近くの交番から警察が来てくれることになりました。
なお、本屋へ漫画を買いに行った際、手荷物を最小限にするため、iphone、財布(手に持ってた)の2点しか手荷物はありませんでした。夫がいたのでカバン等は車内に置きっぱなしです。
iPhoneはズボンの後ろポケットに差しこんだだけで1/4ぐらい頭が見えている状態。
やろうと思えばスポッとすぐに引き抜ける状態です。
なんでそんなところに入れて持ち歩いたんだ…と、猛烈に悔みました。
警察を待つ間、2歳と0歳の息子2人もさすがに車から降ろしました。
2歳の長男は音が出る絵本コーナーに夢中で大喜びしていましたが、お母さんは携帯なくして頭の中がお通夜モードでどんよりしてました…。(苦笑)
警察が来た
ほどなくして警察が本屋に到着。
当時の状況を売り場へ実際に赴き、説明します。
警察の提案で一旦車へ戻ることになりました。
駐車場へ戻り、警察の方と話します。
『奥さんは助手席に座ってたの?』
「あ、はい。そうです。」
『ちょっと失礼しますね』
警察の方が助手席周辺をガサゴソと探し始めました。
『これですか?』
「それですよ!!!???」
一瞬何があったのか真っ白になりましたが、警察の方が助手席の座席下あたりから私のiPhoneを見つけ出してくれました。
電源も入っていて、いつもの待ち受け画面も表示された状態。
えええ!!!???
電話がかからなかったのに!?
なんでそんなところに!??
携帯盗まれたと思って、でも普通になくしただけってこと、結構よくあることなんですよ、と警察の方に教えて頂きました。
『では、私たちはこれで失礼します。』
そして警察の方々は交番へ帰って行きました。
予想外の状況に私と夫は茫然としていました。
ただ言えることは…
穴に埋もれてしまいたいほど恥ずかしい…!!
夫は「でも見つかってよかったじゃん!」と励ましてくれました…。
鳴らない電話の原因
さて見つかった私のiPhone。
ホームボタンを押すといつもの待ち受け画面。
あれだけかけた夫からの電話の着信履歴などのお知らせは一切表示されておりません。
電池も残り50%以上残っていました。
なのになぜ電話がかからなかったのだろう。
試しに夫のスマホから私のiPhoneにまた電話をかけてみました。
私のiPhoneの電源はオンなのに
『おかけになった電話は現在電波が届かない場所にあるか電源が切れているためかかりません。』
というメッセージが流れる。
逆も試してみました。
私のiPhoneから夫のスマホへ電話をかけてみます。
やはり繋がりません。
どうもこれはiPhone自体がバグっているのではないかと、iPhoneの電源を切り、再度電源を入れてリセットさせてみました。
普通に電話がかかる!!
電話も鳴るし、取れる!!
結論
つまりiPhoneの不調により電話が繋がらない=盗難されたと勘違いしたという、とてもしょうもない流れでした…。
もちろん本屋の店員さんにも謝りに行きましたが本当にお恥ずかしい。
警察の方もお忙しい中現場に赴いて頂いて本当に申し訳ない。
携帯電話は電話をかけたら鳴るもの。
鳴らないのは携帯電話がその場にないからだ。
そう、思いこんでしまった。
思い込みって怖い…。
そしていつもつい電源を入れっぱなしで、めったに電源オフや再起動してないiPhoneをたまには再起動させておこうという教訓を得ました。
あと修理や機種変更でオフにしたままだった「iPhoneを探す」アプリをオンにすることも。
(でもこの場合はiPhone本体のバグなので、どちらにしても見つけられなかったかもしれませんが。)
そんなわけで買ったこのマンガを見るたびにiPhoneなくしかけたことを思い出してウワーという気持ちになりますが、2巻もとても面白かったです…。