こんにちは、nanpooです。
先日ちょっと鹿児島市内に行く用事があったので、先月オープンしたばかりの『西郷どん大河ドラマ館』に子連れで行ってきたレポートです。
- 大人2名(夫と私)、子供2名(3歳と1歳)
- 行ったのは2018年2月下旬
- すごく長い、写真多いのでご興味のある方だけどうぞ。
西郷どん大河ドラマ館とは
2018年NHK大河ドラマ『西郷どん』(せごどん) にて、実際に使用された小道具や衣装の展示、撮影セットの一部再現、鹿児島ロケ中のメイキング映像の上映など、大河ドラマの世界観を体験できる施設。
特筆すべきは1年間限定の施設であること。
2018年1月13日~2019年1月14日までの限定オープンです。(期間内は無休。)
この1年間で鹿児島に行く御用がある人にはぜひ行って欲しい!
www.meijiishin150countdown.com
利用案内
- 開館時間: 9:00~17:00(最終入館16:30)
- 場所: 鹿児島市加治屋町20-1(鹿児島市立病院 跡地)
(もらったチケットの半券、施設パンフレット。)
アクセス
- JR九州 鹿児島中央駅下車、東口より徒歩13分
- カゴシマシティビュー 「西郷どん大河ドラマ館前」バス停下車すぐ
- バス 「甲東中学校前」バス停下車すぐ
- 市電 1系統「新屋敷」電停下車徒歩1分
- 自家用車 九州自動車道鹿児島北ICより約20分
(チケット裏面に書いてある地図)
今回は鹿児島中央駅から徒歩で行きました。
グーグルマップなどを見ながら、ナポリ通りをまっすぐ行くか、途中から甲突川(こうつきがわ)沿いを歩いていればたどり着けると思います。
…が、3歳児が全然歩いてくれなかったので、夫は肩車で死にそうでした…。(重い)
1歳児もまだ歩いてくれないので抱っこ紐です。
子連れの場合はおとなしく公共交通機関か、いっそタクシーでもいいかもしれない。
市電で行く場合は「新屋敷」下車なのですが、途中で乗り換えがあるので慣れていないとわかりにくいかもしれません。
駐車場はものすごく広く作ってあるので自家用車でもまず安心かと!それでも限りはありますので休日は混雑している可能性もあり。(別途、駐車料金がかかります。)
料金
- 大人(高校生以上) 600円
- 小人(小・中学生) 300円
3歳、1歳は無料でしたので大人2人分の料金で済みました。
20名以上で団体割引あり。開館前に販売していたお得な前売り券の販売は終了しています。(大人480円でした。)
当日チケット売り場で購入するほか、鹿児島山形屋、各種コンビニ等で事前にチケットを購入しておくことも可能です。(割引はありません。)
西郷どん大河ドラマ館、維新ふるさと館の両方に行かれる方は共通チケットがお買い得です。180円お得。
維新ふるさと館もなかなか見ごたえありますよ!歩いて行ける距離なので行ったことない方はこちらも是非。
- 共通チケット: 大人(高校生以上) 720円
- 共通チケット: 小人(小・中学生) 360円
外観
http://www.meijiishin150countdown.com/drama/guide/より画像引用
1年間の期間限定施設なので、敷地内の柵が、これ工事用のついたて?みたいな、割と簡素な造りではあるんですが大丈夫です。
建物自体も1年で壊す前提で作っているのかな、とは思いましたが、入ってみれば設備や空調もしっかりしていて安心しました。
展示内容
いずれも2018年2月現在の情報です。
展示内容のネタバレ、ちょっとでもイヤ!な人は読み飛ばしてくださいませ。
(パンフレット記載の館内図)
プロローグ
入口です。
桜島の煙がプロジェクションマッピングでもくもく動いてる!…んですが、写真ではわかりにくいので現地でぜひお確かめ下さい。
大河ドラマ情報
原作者、脚本家などの制作陣、そして出演者の方々の大河ドラマにかける熱い意気込みがパネル展示されています。
鈴木亮平さんのパネルには大河ドラマ館来訪時の直筆サインも!
でも子連れであんまりじっくり読めなかった…。
西郷どんシアター
ホームシアターのようなスペース。
少し大き目のスクリーンを目の前に、椅子に座って観賞することができます。
鹿児島ロケの舞台裏やメイキング映像を約7分の動画で公開。(エンドレスで再生しているので適当に1周分見て部屋を出る感じ。)
大河ドラマ館来場者へ向けた鈴木亮平さんの撮りおろしメッセージ映像もありました!
西郷どんクイズ
一度に入れる人数に制限あり。
平日で空いていたため待ち時間もなく、家族4人貸し切りで楽しめました。
プロジェクションマッピングを利用したクイズを楽しむことができます。
この映像技術が!なんというかスゴイ。語彙力がなくて申し訳ないんだけどスゴイ。
映像酔いしやすい人は酔うかもしれません。(係の人が同伴しているので気分が悪くなったら退出できます。)
クイズの内容は西郷どんにまつわることですが、小学校高学年ぐらいじゃないとわからないかも。
もしくは大河ドラマまじめに見ていれば正解がおのずとわかるはず!
クイズの内容はさておき、3歳児は壁に投影された映像がリアルでけっこう楽しんでました。
スタジオセット再現
このゾーンは撮影OK。
大河ドラマで使用されている西郷家、大久保家を再現したスタジオセット。
吉之助さぁたちがよく登っていた大樹の物見台もあり!
再現なので、物見台などは実際のサイズより小さめかな?とは思います。
出演者さんたちのパネルもあるよ。
御前相撲 衣裳展示
このゾーンも撮影OK。
これは実際に使用された衣裳だそうで、渡辺謙さんや北川景子さんが着用された衣裳がパネルと共に展示してあります。本物の着物がすごく美しい。
そして第一話で斉彬さまがくれた「Cangoxina」(カゴシナ)って書いてあるカステラの紙!(カステラはレプリカです。)
実際の大河ドラマ台本なども。
エピローグ
お子様の最大のくいつきポイント、ここです。
「どんどん紙相撲」という、いわゆる紙相撲をモチーフにしたゲームが楽しめるコーナーがあり、うちの3歳児が超ハマってました。
1人もしくは2人で、ボタンをどんどん押して、相手を土俵の外に出したら勝ちというシンプルなもの。
(1P→長男くん、2P→パパでお送りします。)
(どんどこ押しまくります。3歳児を勝たせるべく微妙に手加減しているパパ。)
(1P長男くんの西郷どんが勝ち!大喜び。)
プレイヤーキャラクターはランダムのルーレットで決定します。
西郷どん、大久保利通、島津斉彬、篤姫、ツン(犬!)など、組み合わせによっては御前相撲のシーンも再現できるかも!
(ファンシーな絵柄の西郷どんと斉彬さま。)
ゲーム機は3台設置してあるのですが、机の高さが3段階になっているのもありがたいです。一番低い机では3歳児の身長でも無理なくゲームが楽しめてました。ナイス子供目線。
空いていたのもあり、結局3台全てでどんどん相撲を楽しんだ息子でした。(背がとどかない台は大人が抱っこで。)
あと美術セットの作成方法など興味深い展示もあります。
スタジオ用の大樹の作り方など、いかに本物に似せた作りにできるか。このへんは大人がすごく面白いと思います。
ゆかりの地情報
このへんはあまりじっくり読むことができずスルーでした…。
あとNHK『西郷どん』の次週予告映像が流れていたり。
おみやげ売店
最後はおみやげ売店に繋がっています。
NHK公式の『西郷どん』グッズや、鹿児島特産品がいっぱい。
冷凍コーナーには鹿児島黒豚、黒毛和牛のお肉まで!
あと試食がけっこう大盤振る舞いで、スイートポテトやらクッキーやら、子供が食べれるものも多かったのでお子様たちにあげたら喜んで食べてました。(※お子さんに試食をあげる際はアレルギー等にお気をつけて。)
紙パックジュースなども売ってたのでありがたく購入。外に出てからベンチでオレンジジュース飲んで帰りました。
子連れありがたいポイント
- バリアフリーなのでベビーカーで行っても安心
- 授乳室完備
- クイズが楽しい
- どんどん紙相撲が楽しい
基本的に大河ドラマを見ている層の大人が見て楽しむ施設なので、お子様はひたすら我慢タイムだと思います…。パネルの文字とかじっくり読みたいのに、子供がすぐ飽きたり泣いたりするもんであんまり長々見れない!
そこそこ楽しめるようになるのは小学校高学年ぐらいかな。(1年限定の施設だけど。)
うちは卒乳していたので授乳室の中は未確認です。
なお、入口にて車椅子の貸し出しはありますが、ベビーカーの貸し出しはありません。
写真撮影サービス
おみやげ屋さんを出たところの屋外で、記念写真の撮影、無料プレゼントがありました。
(写真撮影ブース。カメラマンさんが写真を撮ってくれます。)
L版サイズの用紙に印刷された写真を、撮影後すぐに渡してもらえます。
(だいぶぼかしてしまったけど、ツン(犬)のぬいぐるみを長男が抱っこさせてもらってます。)
イラストやフレームが大きめで、人物部分は小さめ。
もし大きい写真(2L版)が欲しい場合は1,200円で購入可能。遊園地とかによくあるシステムですね。
今回は購入しなかったのですが、無料バージョンだけでも十分記念になりました。
あとお子様の目線をなんとかカメラに向けるように、カメラマンさんやスタッフさんが鈴を鳴らしたり、ぬいぐるみで釣ったりして、めっちゃがんばってくれてました。本当にありがとうございます…。
まとめ
総滞在時間は1時間ぐらいかな?
本当はパネルを隅々まで読んだり、美術品を飽きるまで眺めたりしたかった…!
なお、ドラマの進行に合わせて展示内容を変えるとのことで、2018年5月には展示リニューアルが予定されています。また機会があったら行きたい!
行ったのが平日の15時すぎという超まったりタイムだったため、とても空いてて超快適でした。
おそらく土日祝日は混んでいるのではないかな、と。
1年間という限定展示は、大河ドラマという1年限定のものを題材にする以上、放送終了から年月が経つにつれ、観光客減少は避けられないことだと思いますので、これが最良の形なのではないかなと私は感じました。なくなってしまう前提の施設なのはちょっと寂しいですが。
というわけで、ご興味のある方はぜひこの一年の間に訪れてみてください!