先日、iPhoneからLINEアプリが消されました。
犯人は2歳児です。
…おまー!!
しかも私のiPhoneじゃなくて、ばーちゃん(義母)のiPhoneです。
…お、おまー!!!
そんなこんなで幼児のスマホいじり対策でiPhoneの設定を見直す機会があったのでメモ代わりに残しておきます。
我が家のスマホ方針
- 子供もいじって良い
- あんまり長時間は触らせない
- 普段は暗証番号ロック、指紋認証オン
私と夫のスマホに関しては上記の通り、普段はロックされているので下手にいじられる可能性は低いです。
しかし今回事故が起きたのは暗証番号ロックや指紋認証をかけていないばーちゃんのスマホでした。盲点だった…。
暗証番号ロック以外の方法は?
さて、そのばーちゃんのiPhone、暗証番号ロックも、指紋認証も手間が増えてめんどくさいのであまり設定したくないとのご意向でした。
他に何か良い方法はないものかとぐぐってみたらありました。
iPhoneの機能制限というものです。
私自身iPhoneを5年近く使っていましたがお恥ずかしながら全く知りませんでした。
以下、iPhoneでの設定方法です。
(※Androidにもほぼ同様の機能制限があるそうなので気になる方は調べてみてくださいませ。)
iPhoneの機能制限
[設定]→[一般]→[機能制限]を選択。
(初期設定では「オフ」になっています。)
[機能制限を設定]をタップ。
機能制限パスコードの設定画面が出ます。
お好みの数字4桁を設定します。
(確認で同じ数字4桁の入力画面がもう一度出ます。)
初期設定では全て緑色(許可)になっています。
少し下にスクロールして、[Appの削除]を白色(許可しない)にします。
その他お好みで許可、許可しないを切り替えることができます。
以上!
アプリが勝手に消せなくなります
この設定を適用するとこうなります。
通常、iPhoneではアプリのアイコンを長押しすると、アイコンがプルプル震えて、アイコン左上に「×」ボタンが表示されます。
「電話」「Safari」などは削除できないアプリなので「×」ボタンは表示されません。
しかし先程の設定をしておけば、アイコンはプルプル震えるだけで「×」ボタンは表示されなくなります。
つまりアプリを削除することはできなくなるのです。
プルプル状態ではアイコンの移動はできるので、アイコンが迷子になる可能性はまだ残っていますが、アプリが意図せず勝手に削除されるという最悪の展開は防げるというわけです。
なおアプリを削除したくなったときは同じ手順で機能制限を解除してからどうぞ。
子供のスマホいじり対策として
通常、アプリを削除するときは「本当に削除しますか?」というメッセージが出るはずなのですが、2歳半になるうちの長男はもちろんまだ字も読めるはずもなく、適当に「OK」の方を押してしまったんだと思います。怖いもの知らずって恐ろしい…。
なお、ばーちゃんのLINEは再インストール、以前と同じアカウントでログインし直して無事復旧できたのですが、トーク履歴は消えました。トークのログ内にあった写真も。
(トーク履歴の引き継ぎには事前のバックアップ作業が必要です。)
ばーちゃんは笑いながら「いいよいいよ、そんぐらい〜」と言ってくれたのですがとても申し訳なく…。
というわけで、取り急ぎこの機能制限だけは設定してきたので今後はもう勝手にアプリを消されないはず!
お義母さん本当にごめんなさい…。
私も念のため同じ設定を自分のiPhoneにしておきました。
ちなみに「今後はもう子供にスマホ触らせない!」とかは我が家ではもう無理だと思っているので考えてないです。
今や写真もiPhoneでしか撮ってないしね。
適度な距離感で触れる機会がある方がいいかなとは思っています。
ロックをかけていてもご用心
私は暗証番号ロックもかけてるし大丈夫!なんてこともなく、ロックかけてても使える機能(カメラ、Siriなど)が子供の適当なスマホいじりにより、勝手に起動してることは割とよくあります。
なんかひたすら床のフローリングの写真が連写されて、カメラロールにずらっと並んでるときとかある。超ある。
それも機能制限の設定でカメラの使用を「許可しない」に設定すれば、カメラ自体が起動しなくなるので防ぐことは可能です。
…が、そこまでやると自分が使うにも不便そうなので私はやってません。
他にも機能制限で設定できることはいろいろあるので、ご自身の使い勝手に合わせて設定するとグッドだと思います。
それでは今回はこのへんで!